こんにちは、墨汁です
0. はじめに
終わったところから始まる話というのは
第1話の時点で、
その世界及び主人公に何らかの大きなイベントが起こり、
それが一応の終わりを迎えた
その上で未来への何らかの行動を起こす
みたいな話です
最近ヴァイオレット・エヴァーガーデン見始めたのですが、こういうの好きだなあって。
で、なぜ好きかと考えたら記事タイトルのような作品が好きなんだなあって。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの場合は大きなイベントが戦争、未来への何らかの行動は自動手記人形ですね。
面白いので見てない人は見てね。
他には少女終末旅行もそれ系に該当するかな?
あとなろう系や転生系のやつ、大きなイベントは本人の死、未来への何らかの行動は第2の生ですね。そういう意味では転生なろうはとても良いです。
でも前世が大物だったからって、職業フリーターのアラサーこどおじ(母親をママ呼び)に乗り移ってイキリ散らすのはどうかと思うんだ……
んでもって、今回の本題
葬送のフリーレンって作品があるんですよ
週刊少年サンデーで連載中です。
これがめちゃくちゃ面白いので紹介します。
以降、最序盤のネタバレを含みます。
気になる人は作者Twitter等で公開されている1,2話を先に読んでください。
アベツカサさんはTwitterを使っています 「勇者の死後も生き続ける、エルフの魔法使い。1/18 https://t.co/rWVQENyzTX」 / Twitter
1. 概要
魔王を倒した勇者一行。
魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。
彼女が”後”の世界で生きること、感じることとは――
葬送のフリーレンから引用
まあこんな話です。
1話のネタバレを込みで補足すると、
フリーレンはエルフのため長命です。そのため時間の間隔が違います。勇者との10年の冒険を”たった10年”と行ってしまう程度には違います。
魔王討伐から50年後、勇者が寿命で亡くなりその時にフリーレンは後悔します。
そんな彼女が世界を旅し、勇者の足跡や半世紀以上経っても残ってるものを辿る旅をする。
そういう話です。
勇者一行に縁のある人物と出会ったり、魔王軍の生き残りと戦ったり、そういうことをします。
魔王軍の生き残り、七崩賢『断頭台のアウラ』とかいうファンタジー好きな人は好きそうな設定の敵も出てきます(右上)
なんだこの性癖破壊モンスター!?少年の週刊がサンデーになってしまうやん....
あとは、ギャグもバトルも結構淡々と進みます。
ここは好みが分かれるかもしれませんが、私はめちゃくちゃ好きです。
2. 何がいいかって
話を戻して、
終わったところから始まる話の何がいいかって、回想シーンや各キャラクターの行動に厚みがあるところだと思います。
葬送のフリーレンでの場合は、
- フリーレン本人は今までの人生と勇者たちとの思い出
- 魔王軍であれば、勇者一行になめさせられた辛酸
- 一般人であれば、勇者の輝きや魔王軍への憎しみ
この辺が作品世界全体に根付いているので厚いです。
結局フリーレンのはなししてる....
3. まとめ
- 一度終わってる作品は世界が厚い
- 葬送のフリーレン読みませんか?
- 既刊は2巻までなので参戦しやすいですよ?
- えっ読んでないとかあるんですか....?えっ。ふーん
- 一度終わってる系でオススメあれば教えて?
かたった。