こんにちは、墨汁です
お絵かき楽しいですよねお絵かき。
色つけるの楽しいですよね。
つけたは良いもののなんかへんじゃねぇ・・・？現象頻繁に起こりますよね。
くすみ過ぎ、明るすぎ、暗すぎ、色調バグ、統一感0などなど...
そういうのを解消するための一つの方法として「グラデーションマップ」という方法があります。
今回はそれについてのご紹介。
1. グラデーションマップとは
グラデーションマップはクリスタの上のメニュー（リボン）の
編集>>色調補正>>グラデーションマップでアクセスできる機能です。
この機能を使うことで選択中のレイヤーの色を、その明度に応じて指定したグラデーションに統一できます。
この機能で重要なのは、どんな色でもグラデーションの色に変えてしまう点です。
2. メリットとデメリット
僕が感じているなんとなくのメリット・デメリットです。細かい解説はしませんが一応書いておきます。へぇ～ぐらいで見てください
メリット
- 色に統一感をもたせる
- 簡単に着彩できる
- 設定次第で何色でも付けられる
デメリット
- カラーに適用すると細かい色が潰れる
- 眩し過ぎる絵になりがち
メリットだけ使いたいですね。
3. 使えるグラデーション
残念ながら万能なグラデーションなんてものはありません。赤みが欲しいときは赤系のグラデーションを、暗くしたいときは暗めのグラデーションを選ぶべきです。
無料のグラデーションセットがたくさんあるので、適当にいい感じのをダウンロードして使いましょう。グラデーションマップで検索すれば色々出てきます。
もちろんグラデーションを自作するのもありです。その自作の方法はググってください。
4. 実際の使い方
クリスタの上のメニュー（リボン）から
- レイヤー>>新規色調補正レイヤー>>グラデーションマップを起動
- グラデーションを選択
- 色調補正レイヤーの合成モードを通常、乗算、スクリーン、覆い焼きカラー、オーバーレイ、ソフトライト、ピンライトの中からいい感じのを選ぶ。
- 色調補正の効果が強すぎると感じた場合、色調補正レイヤーの不透明度を調整する
- 2～4を繰り返していい感じの色調補正を見つける
- 色が変だと感じる場所を消しゴム系のツールで消す
この手順で色味を整えます。2～4は一回でいい雰囲気になるとは限りませんが、少ない手数で絵の雰囲気を大きく変えられるのでイジってみてください。
整えたい箇所が他にもある場合は、1～6の手順をもう一度繰り返します。
ここで大切なのは自分のいい感じを信じることです。
実際にやるとこんな感じになります。
ごちゃごちゃしてる感はありますが、1枚目の簡素な雰囲気よりは映えるのではないでしょうか
5.使用例と語り
ここ最近描いたやつで、グラデーションマップを多様したものを掲載します。
ビフォーアフターでグラデーションマップ以外にもいくらか加筆はしていますが、大枠はグラデーションマップです。
何となく分かると思いますが、元絵のクオリティが高いほど色調補正後のクオリティも高くなります。自明といえば自明ですね。
素の画力と元絵のクオリティは頑張って上げるしかないですが、機能を使うことで画力の底上げとハッタリ度の向上が計れるので積極的に使えば良いんじゃないかと思っています。だってほら...1,枚目とか50分ぐらいで完成したし...2枚目とか色彩ウマオじゃん...
こんなの使うしかねぇようま味しかないもん。味の素だよマジで
かたった
