お絵かき始めたきっかけ

こんにちは墨汁です。

自分語りすっぞ。

 

オタクくんはいろんなきっかけでお絵かきを始めがちですね。

じゃあなんすか、オタクくんがお絵かきを始めたきっかけを語るっていうんすか

 

 

1.理解できなかった

 僕がお絵かきを始めたのは2017年の8月頃です。当時の僕は大学の4回生で、研究室に配属されていろいろ勉強していました。研究室では勉強会と称して、専門書を読み込んだり論文を紹介したりする行事がありました。ここで思った訳です。

 

何度読んでもわからないし、質問しても曖昧にしか理解できねぇ・・・

 

 理解できない本を理解しようと読むのってとんでもなくしんどいですよね。どれだけ時間をかけて精読しても、常時頭が宇宙猫でした。

 

 研究室の同期の誰よりも時間をかけてその本を理解しようと努め、それよりも平易な本を図書館から借りて読み、周辺分野の本も何冊か読みましたが、やはりわからない。

 

やっべ手詰まりじゃん。オイオイオイ死んだわアイツ

 

 

2.賢くなりたかった

 理解するためにはどうするか、かつて(山月記)でも理解できなかった。

ではどうするか。

 

高知能になるしかねぇ。

 

イメージがざっくりとしすぎですが、頭そのもののスペックアップさえ達成できれば、専門書わからない問題が解決するのではないか、そういう期待のもと高知能になろうと決意しました。

 

高知能になるにはどうするか。簡単です。

Google検索【賢くなる 方法 やり方】

 

うーんこれは流石に高知能超えて四国能ですわ。

 

3.頭が良くなる方法.net

脳を鍛える頭が良くなる方法脳力開発

 

いろいろ探している内にこういうサイトに行きつきました。

もう怪しさしかないサイトですが、冗談半分で読む分にはとても面白いです。私は冗談3割ぐらいで読んでいました。

 

ここでの記述や紹介されている書籍を読む内に私が理解したことは

 

・人の記憶力そのものに個人差はあまりない

・記憶を引き出し、アウトプットする能力に個人差がある

・その個人差は努力で改善できる

 

でした。

墨汁くん高知能化計画の始まりです。

 

 

4.模写がいいらしい

上述のサイトを眺めていると、記憶能力全般の強化には模写がいいということがわかりました。

 

モノの状態(形状、色)を正確にインプットし、それを正確にアウトプットする。

ただそれだけの動作ですが、頭の中で漫然とやっていることを意識して実行するという点で模写はいいようです。

 

個人的な経験として、模写に限らず、模倣して自分の中に取り入れる能力に長けている人は高知能傾向にあったので、墨汁くん高知能化計画は模写メソッドを使うことになりました。

 

ちなみに、数十秒被写体を眺めて頭に焼き付けてから、脳内に焼き付いた像を元に模写するのが一番いいそうです。インプット&アウトプットの究極ですができるわけねぇー…

 

 

 

5.お絵かき楽しいな。

 

というわけで模写をはじめました。

最初は漫画やアニメのキャプ画の模写をやってました(オタクくんなので)。

また、同時期にブルーピリオド(東京芸大ドラゴン桜)を知り、八虎くんすこなんだwってなりながらデッサンもいくらかやりました。

いい感じだな、って思う景色や写真をみてスケッチしたりしました。

研究室のパソコンにMedibangをインストールして、板タブを持ち込んで鬼の居ぬ間に描いていました。

クリスタってやつがいいらしいぞ!ってクリスタ買って家で描き始めました。

最初に始めた模写のノートが埋まりました。

2冊目も埋まりました。

コスパ考えてアナログはコピー用紙に変わりました。

 

この辺りで気づきます。

 

お絵かき楽しいな。

 

6.墨汁くん高知能化計画の顛末

いや、お絵かき楽しいな。じゃなくて。

手段と目的が入れ替わってるんだが?反論ないなら俺の勝ちでいいか?

 

とまあ、お絵かきという趣味を獲得した墨汁くんですが、

残念ながら特に高知能にはなりませんでした。

 

わからない本は相変わらずわけがわからないし、論文は何書いてるのかわからないし、この研究楽しいか?になるし。あーもうきれそー

 

修了間際にはなんとなく理解している程度には成長しましたが、これは高知能化計画の成果というよりも、時間を使って知識が増えただけだと思うので計画の成就とは言い難いでしょう。

 

結論として、高知能化計画は失敗です。残念でした。

 

 

7.残ったもの

高知能化計画の副産物として、お絵かき趣味を獲得しました

ついでに高知能化メソッドについて知りました。 

 

やったぜ。

 

8.高知能ブックス

最後に、当時理解できず今も理解できていない本と、高知能になるためのメソッドが書かれた本を紹介します。

 

 

現代の量子力学(上) 第2版 (物理学叢書)
 

 1章わかる。2章わか...る?3章わ゜!!!!死!!!!!!

当時、先輩(後期博士課程3年)(かしこい)に「これぶっちゃけどれぐらいわかるんですか?」って聞いたら「後ろの方はわかんない!w」という回答をもらいました。つまりそういうことです。

 

 

 世の中には様々な高知能化メソッドがありますが、それのまとめみたいな位置づけの本です。イメージストリーミングという(胡散臭い)メソッドが紹介されてますが、それ自体はかなり面白いです。普通に楽しい。知性を上げる云々はともかく、単純に面白いのでぜひ読んでみてください。この本を貸した友人には「いや草」みたいな反応をもらいました。

 

 

新版 あなたもいままでの10倍速く本が読める

新版 あなたもいままでの10倍速く本が読める

 

 速読のやり方とそのトレーニング法について書いている本です。この本のおかげで自分がもともと速読をしていたことに気付きました。なので10倍早くはなりませんでした。この10倍というのは、一字一句飛ばさず目で追う読み方を1倍としたときの読書スピードだと思います。無意識でやっていたことを意識的にONOFFできるようになったのでそういう意味ではお得な本でした。

 

以上です。

 

かたった。